- 活動レポート
留学記:AUS編 谷口宜顕 ⑧
皆さん、こんにちは。谷口です。
まずは、先週末に行われた試合についてご報告させていただきます。
7月26日(土)、リーグ第15節の一戦が行われました。今回の対戦相手は、現在リーグ首位に立つ強豪チームで、毎年のようにトーナメント決勝まで勝ち進む実力を持っています。そのような相手との対戦ということで、チームにとって非常に重要な一戦となりました。
試合は開始直後から、相手の強みであるフォワード陣に主導権を握られ、なかなかボールを保持できない苦しい展開が続きました。それでも、僕たちのディフェンスは粘り強く対応し、簡単には得点を許さない意地を見せました。両チーム一歩も譲らない緊張感のある攻防の中、前半は14対7と、7点のビハインドで折り返しました。
後半に入ると、こちらのフォワード陣に疲労が見え始め、立て続けにペナルティを取られてしまいます。その隙を逃さず、相手は確実に得点を重ねていきました。一方で、僕たちも何度かトライチャンスを作り出しましたが、最後の場面で決め切れず、最終的には31対12というスコアで敗戦となりました。
リーグ1位の格上相手に敗れたことは悔しい結果でしたが、ここでシーズンが終わるわけではありません。この試合で見えた課題をチーム全体で共有し、改善に努めます。そして、トーナメントで再びこのチームと対戦する時には、必ずリベンジを果たします。

試合後は早めに夕食を済ませて帰宅し、ハウスメイトと一緒に試合の振り返りを行いました。お互いの感じたことや意見を率直に伝え合い、今回の悔しさを次に活かそうと前向きな話ができました。そして、次こそはこの借りを返そうと、トーナメントでの再戦を誓い合いました。
その後は気持ちを切り替えるために、「MONOPOLY DEAL(モノポリーディール)」というカードゲームをみんなで遊びました。戦略と駆け引きが求められる頭脳戦ゲームで、初めはルールに戸惑いましたが、数回遊ぶうちにコツをつかみ、白熱した勝負を楽しめました。
悔しさでいっぱいだった気持ちも、仲間との時間を通して少しずつほぐれ、心に余白が生まれたように思います。こうしたオフの時間の大切さを改めて実感しました。

リーグ戦も残すところ、あと2試合。トーナメント進出を果たすためには、残る一戦一戦が非常に大きな意味を持ちます。まずは、今週末の試合に向けてチーム一丸となり、万全の準備をして臨みます。
また、日頃から温かい応援メッセージを送ってくださる皆様、本当にありがとうございます。皆さんからの言葉一つひとつが、大きな力になっています。
これからも全力で頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします!