- 活動レポート
留学記:AUS編 谷口宜顕 ③
皆さん、こんにちは。谷口です。
まずは、先週末に行われた試合についてご報告させていただきます。
6月21日(土)、リーグ第10節の一戦が行われました。
対戦相手はセットプレーに強みを持つチームで、スクラムやモールで苦戦を強いられ、最後の最後まで勝敗の読めない接戦となりましたが、チーム一丸となって戦い抜き、見事勝利を収めることができました。
僕自身は14番WTBとして出場し、後半からは15番FBを務めました。
個人的な課題であるコミュニケーション面では、徐々に英語でのやり取りがチームにしっかり伝わるようになってきた実感があります。
パフォーマンスも良く、コンディションも良い状態を維持できています。

リーグ戦もいよいよ後半戦に突入します。
ここからさらに英語力、そしてプレーの質にも磨きをかけ、より一層チームに貢献できるよう努めていきます。
オーストラリアでラグビーに取り組む日々の中で、環境・言語・食文化など、毎日のように「初めて」の経験に出会っています。
中でも特に印象的だったのが、「試合前日がオフ」というスケジュールです。
これは、僕が所属している Tuggeranong Vikings 特有の文化かもしれません。
これまでのラグビー人生では、試合前日もメンバー全員で集まり、戦術確認をするのが当たり前だったため、最初はこの“空白の一日”に大きな違和感を覚えました。
ですが今では、その一日がとても大切な時間になっています。
午前中は、一緒に留学している本堂杏虎選手と軽くボールを触りながら体を動かし、午後は綺麗な空を眺めながら本を読んだり、コーヒーを飲みながら心を整えています。
そんな時間が、試合に向けた集中力やエネルギーを、より良い形で引き出してくれています。


これからも試合は続いていきます。
心と体のバランスを大切にしながら、一戦一戦に全力を注いでいきたいと思います。
引き続き応援よろしくお願い致します。