AIRRECT リリースノート 2025/7/25 AIRRECT Cloud Version 19.0.0-200 AIRRECT AP Version 19.0.0-183.6 ◆対象機種 ・AIRRECT Cloud (PN91000) ・AIRRECT AP-6220 (ZLA91622) ・AIRRECT AP-6810 (PN91568) ・AIRRECT AP-6410 (PN91564) ◆追加機能・仕様変更(AIRRECT Cloud/AP-6220/AP-6810/AP-6410) ・802.11bレートの有効・無効オプションを追加。 ・マルチキャスト、ブロードキャスト、および管理レート制御の構成オプションが 6、12、24、36 Mbpsからの選択に変更(これらの値以外が設定されている既存SSIDは、設定を変更するまで今までの値が適用されます)。 ・マルチキャスト、ブロードキャスト、および管理レート制御及びユニキャストレート制御を、周波数ごとに設定できるオプションを追加。 ・欠落しているVLANの検出機能を追加。 ・フロアマップへのスイッチ配置を追加。 ・クライアントパケットキャプチャにローミング追跡機能を追加。 ・AP-サーバ通信キーに関する監査レポートのダウンロード機能を追加。 ・レポート出力時のフィルター機能を追加。 ・クライアントモニター、詳細画面にセキュリティ、暗号タイプ、拡張機能、省電力モード、空間ストリームの数、SU-MIMO、MU-MIMO、チャネル幅の表示を追加。 ・アクセスポイントモニター画面に、APの設定状態を表示する[構成ステータス]列と、最後に設定が更新された時刻を表示する[最終構成更新]列を追加。 ・クライアントの根本原因分析機能で、SSID間のホッピングに関する表示を追加。 ・タブの「地図」の表記を「フロアマップ」に変更 ・カプセル化されたパケットサイズがトンネルMTUよりも大きくなる場合、カプセル化前にVxLANパケットを分割できるように変更。 ◆追加機能(AP-6220/AP-6810) ・アップリンクポートの冗長化機能を追加 ◆修正箇所(AIRRECT Cloud) ・一部の5GHz BSSIDについて、誤ったチャネル帯域幅が表示される問題を修正。 ・子ロケーションでSSIDが設定されると、APが再起動することがある問題を修正。 ・160MHzのチャネル幅で動作している隣接APを、80MHzのチャネル幅で動作していると認識する問題を修正。 ・認証解除ログがクライアントジャーニーに表示されない問題を修正。 ・高速ローミングの失敗が、クライアントダッシュボードでは接続の失敗と表示される問題を修正。 ・ダッシュボードのグラフの表示期間が誤って表示されることがある問題を修正。 ・APがセンサーモードで動作しているとき、UIで追加された監視用のVLANを反映しない問題を修正。 ・パケットキャプチャを開始するとき、まれにAPが再起動することがある問題を修正。 ・無線設定でACSをフリーズしている状態でACSトリガーを実行すると、古い情報を元にチャネルが選択される問題を修正。 ・クライアントジャーニーイベントで、「無効なグループ暗号」による失敗が誤って報告される問題を修正。 ・アクティブなポートがLAN2に切り替わらない限り、LAN2で検出されたVLANが表示されない問題を修正。 ・APのクラウドエージェントが、まれにクラッシュすることがある問題を修正。 ・ACSが設定されている場合、AP起動時またはチャネル設定が「自動」に変更されたときにもチャネルが変更される問題を修正。 ・UIで手動で設定した送信電力がAPに正しく反映されないことがある問題を修正。 ・ライブクライアントデバッグログで一部のRadiusに関するメッセージが欠落する問題を修正。 ・フェールセーフモードで動作するAPに無線設定の変更が適用されない問題を修正。 ・ウォールドガーデンで、期限の切れたアクセス許可リストを一気に更新しようとするとプログラムがクラッシュする問題を修正。 ・サーバーに負荷がかかっているときに無線が継続的にクラッシュすることがある問題を修正。 ・一部Windowsクライアントが未識別として誤って分類される問題を修正。 ・クライアントログで、ローミングを####として表示することがある問題を修正。 ・OWE SSIDの場合、6GHzプロファイルと2.4/5GHzプロファイル間でキャプティブポータルキャッシュが共有されない問題を修正。 ・RSSIが不十分で6GHzクライアントの認証が解除された場合、クライアントイベントとして####が表示される問題を修正。 ・フロアプランで、無線カバレッジのヒートマップが6GHz帯域を表示しない問題を修正。 ・トラブルシューティング>イベントログ>アクセスポイントからアクセスポイントの詳細ページを開くと、[ネットワーク使用状況トラフィック]グラフに、データが表示されない問題を修正。 ・MS Teamsのアプリケーションエクスペリエンスが、実際よりも悪く表示されることがある問題を修正。 ・管理対象デバイスが、BSSIDを防止していない場合でも、防止が進行中と表示されることがある問題を修正。 ・アプリケーションのライブ使用状況グラフに、過去のデータが表示されることがある問題を修正。 ・クライアントヘルスの一部グラフで、フィルターが機能しないことがある問題を修正。 ・クライアント接続テストに成功しても、結果に失敗と表示されることがある問題を修正。 ・AP 名に [,] またはスペース文字のいずれかが含まれていると、パケットキャプチャファイルのダウンロードが失敗する問題を修正。 ・準拠バージョンが設定されている時、ファームウェア更新が予定されていても、モニター>WiFi>アクセスポイントに「ファームウェア更新スケジュール」や「カレンダー」アイコンが表示されない問題を修正。 ・システム>詳細設定>CA 証明書で証明書をアップロードした場合、アップロードが成功した場合でもエラーメッセージを表示することがある問題を修正。 ・フロアプランで接続デバイスのRSSIが間違って表示されることがある問題を修正。 ◆修正箇所(AP-6220/AP-6810/AP-6410) ・短時間で連続して電源障害が発生した場合に、APが現在のファームウェアバージョンを切り替えることがある問題を修正。 ・ネットワークプロファイルが設定されても、SSIDには割り当てられないことがある問題を修正。 ・クライアントのトラフィック量などの一部のカウンタがクライアントの切断時などにリセットされず、非常に高い値になる問題を修正。 ・アドミッション制御が有効になっているとき、カーネルパニックが発生することがある問題を修正。 ・ロケーションタグの変更により、dot1xセキュリティでSSIDの再起動がトリガーされる問題を修正。 ・クライアント数が多いとき、まれにカーネルパニックが発生する問題を修正。 ・無線設定の変更後、アクセスポイントの設定が非常に重い場合にアクセスポイントがクラウドに接続するのに時間がかかる問題を修正。 ・APがキーを共有できず、クライアントが高速ローミングを実行できないことがある問題を修正。 ・無線パケットキャプチャ中に、解放済みのメモリを使用する問題を修正。 ・センサープロセスが、メモリの破損によって異常終了することがある問題を修正。 ・APで自動送信電力機能が有効になっているとき、ネイバー数がしきい値と等しい場合、ラウドな近隣APの数が変化しても無線送信電力が更新されない問題を修正。 ・DHCPが有効になっている場合、イベントログやアラートが不定期にクラッシュする問題を修正。 ・SSIDの設定がオープンの場合、Hostapdがクラッシュすることがある問題を修正。 ・すべての無線を無効にすると、カーネルパニックが発生することがある問題を修正。 ・APが誤った通信キー/パスフレーズで設定されている場合、デッドロック状態になりクラッシュが発生することがある問題を修正。 ・Radiusメッセージの長さが長い場合、Hostapdがクラッシュすることがある問題を修正。 ・APデバッグバンドルの生成中にHostapdプロセスのクラッシュが発生することがある問題を修正。 ・クライアント切断時、まれにAPが再起動することがある問題を修正。 ・APのMLMEがクラッシュしすべてのSSIDで接続されているクライアントを切断することがまれにある問題を修正。 ・クライアントの接続/切断時、まれにメモリ割り当てが失敗し再起動が発生する問題を修正。 ・認証キーを更新するときに発生するクライアントのローミング障害を修正。 ・ネットワークが不安定な環境でリンクが復旧した直後、LAN1ポートにデフォルトのIPアドレスが割り当てられる問題を修正。 ・大量のデータによりバッファが上限を超えるとトリガーマネージャが停止し、再起動などできなくなることがある問題を修正。 ・APが、排他制御の不具合によるカーネルパニックで再起動する問題を修正。 ・SSIDを無効にしているときに、APがまれに再起動することがある問題を修正。 ・送信電力が自動設定されているとき、電力変更時に同じ電力を繰り返し適用することがある問題を修正。 ・APの負荷が極端に高くなった場合に再起動することがある問題を修正。 ・DHCPパケットの処理誤りにより間違ったネットワーク設定が行われ、インターネットなどへの接続が切れることがある問題を修正。 ・干渉の多い環境で、まれにWindowsクライアントの認証が解除されることがある問題を修正。 ・「show ap neighbors」コマンドで「Protocol」の値が正しく表示されないことがある問題を修正。 ・「show radius-pooling」コマンドがエラーを返すことがある問題を修正。 ・「show vaps」コマンドが、バックグラウンドスキャンまたは設定の変更によりVAPの1つがダウンした場合にすべてのVAPがダウンしていると表示する問題を修正。 ・メモリ割り当ての失敗により、まれに「show vaps」コマンドの出力が空になる問題を修正。 ・CLIコマンドで間違ったパラメータが指定されている場合に無効なエラーメッセージが表示される問題を修正。 ・単一チャネルで運用している状態で動的チャネル選択しているとき、干渉を検出すると再起動する問題を修正。 ◆修正箇所(AP-6810/AP-6410) ・複数のクライアントが継続的に接続および切断されると再起動する問題を修正。 ・ファームウェアのメモリ破損により、再起動が発生することがある問題を修正。 ・UIで設定更新後、クライアントがIPを取得できず、「インターネットなし」状態で接続されることがある問題を修正。 ・アップリンクOFDMAを有効にすると、APが再起動することがある問題を修正。 ◆修正箇所(AP-6410) ・2.4GHz、5GHz無線にそれぞれ8つのSSIDが設定され、複数のクライアントが接続されている場合、まれに再起動することがある問題を修正。 ◆修正箇所(AP-6220) ・5GHz無線から出力される実際の電力が10dBm以下の場合、0dBm未満と表示される問題を修正。 ・6GHzの送信電力が誤って制限される問題を修正。 ・VLANを使用して複数のSSIDを設定すると、まれに関連付けられたSSIDが数秒間ダウンすることがある問題を修正。 ・SSIDの再起動が繰り返されると、APが自動で再起動することがある問題を修正。 ・複数SSID利用時にデータパケットが破棄されることがある問題を修正。