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MNOシリーズ リンクアグリゲーション設定手順
はじめに
この設定例では、MNOシリーズのリンクアグリゲーション設定について説明します。
対象機種
対象機種 |
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リンクアグリゲーションの概要
複数の物理ポートを束ねてスイッチ間の帯域幅を拡大します。併せてリンクの冗長化を行うことができる機能です。
詳細はこちら
構成例
解説
- 2台のXG-M24TPoE+間をリンクアグリゲーションで接続します。
- eGシリーズ Staticのみ。
- eGシリーズ以外のMNOシリーズ Static、LACP active/passiveどちらのモードにも対応。
LACPを使用する場合のモードは、Active-Active、もしくは、Active-Passiveの組み合わせにする必要があります。
束ねるポートは全て同じVLANに所属している必要があります。
<関連コマンド>
eGシリーズ
モード | コマンド | デフォルト設定 | |
---|---|---|---|
リンクアグリゲーション設定 | (config)# | aggregation-link group <Aggregation-link group ID> <port-list> | - |
確認コマンド | # | show aggregation-link group [Aggregation-link group ID] | - |
eGシリーズ以外のMNOシリーズ
モード | コマンド | デフォルト設定 | |
---|---|---|---|
リンクアグリゲーション設定 | (config)# | lacp <LACP-key> <1-2 or 1,2,3 or 1,2,3-5> { Active | Passive | Manual } | - |
LACPシステムプライオリティ設定(任意) | (config)# | lacp system-priority <priority-value> | - |
LACPポートプライオリティ設定(任意) | (config)# | lacp port-priority <priority-value> | - |
確認コマンド | # | show lacp [<LACP-key>] | - |
設定手順
手順1.
PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。
手順2.
ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。
手順3.
Main MenuからRun [C]LI→ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。
XG-M24TPoE+> enable
XG-M24TPoE+# configure
XG-M24TPoE+(config)#
手順4.
リンクアグリゲーションの設定を行います。(ポート:25-26)
XG-M24TPoE+①の場合(ポート:25-26)
XG-M24TPoE+(config)# lacp 1 25-26 Active
XG-M24TPoE+(config)# exit
XG-M24TPoE+#
Switch-M24eG①の場合(ポート:23-24)
M24eG(config)# aggregation-link group 1 23-24
M24eG(config)# exit
M24eG#
手順5.
XG-M24TPoE+①の設定を保存します。
XG-M24TPoE+# copy running-config startup-config
Please wait a minute.
Save current state to startup config successfully!!
XG-M24TPoE+#
手順6.
XG-M24TPoE+②にリンクアグリゲーションの設定を行います。(手順4と同様)
手順7.
XG-M24TPoE+②の設定を保存します。(手順5と同様)
サンプルコンフィグ(XG-M24TPoE+①,②)
サンプルコンフィグ(Switch-M24eG①,②)
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